近來都在聽能樂,聽著聽著感覺精神都被洗滌了。
本文之詞章採用YouTube上的「金剛流」版本,不過在三番叟與千歲的問答部分,有一些聽不太清楚,翻譯也有許多尚需改進之處,還請海涵。另外這邊預設讀者都理解日文五十音,所以無法翻譯的部分(據傳是祝福的梵文)將直接以五十音寫出。其實歌詞本身並沒有太大的含義,有許多段落都是祝言,因為式三番是沒有「筋立て」(劇情)的一部表演。
翁象徵長壽的長者(也有人說是住吉明神),祝福天下泰平、國土安穩(舞較沈穩緩慢);千歲象徵青年,祝福永生與幸運(舞較活潑快速);三番叟象徵農民(或是土地神),祝福土地豐壤、五穀豐收(運用大量的足拍子象徵土地)。
翁
シテ 翁 千 歳
【作者】不詳
【登場人物】シテ(仕手):翁、狂言:千歳、狂言:三番叟
【概要】
「翁は能にして能にあらず」と言われています。演劇性を持たない、天下泰平、国土安全、五穀豊穣を祈願する儀式としての舞のみの能です。翁、千歳、三番叟の3人がそれぞれ別に舞を舞います。颯爽たる千歳の舞、荘重な翁の舞と続き、その後、翁は退場し、千歳と三番叟の問答の後、三番叟が「揉之段」と「鈴之段」という2つの力強い舞を舞います。(素謡は、シテが退場するところまでです。)
【詞章】
シテ 上「とうどうたらりたらりら。たらりあがりららりどう
地 上「ちりやたらりたらりら。たらりあがりらららりどう
シテ 上「所千代までおはしませ
地 上「我等も千秋さむらはう
シテ 上「鶴と亀との齢にて
地 上「幸い心に任せたり
シテ 上「とうどうたらりたらりらたらりら
地 上「ちりやたらりたらりら。たらりあがりららりどう
千歳 下「鳴るは滝の水。鳴るは滝の水。日は照るとも
地 上「絶えずとうたり。ありうどうどうどう
千歳 下「絶えずとうたり。絶えずとうたり
仕手 上「とうどうたらりたらりら。たらりあがりららりどう
地 上「ちりやたらりたらりら。たらりあがりらららりどう
仕手 上「縱然已旅行千年,請你到此來
地 上「我等亦等待千秋
仕手 上「祝福龜鶴遐齡
地 上「幸福如你所願
仕手 上「とうどうたらりたらりらたらりら
地 上「ちりやたらりたらりら。たらりあがりららりどう
千歲 下「瀑布水亂鳴。瀑布水亂鳴。陽光照不停。
地 上「曬也乾不絕。ありうどうどうどう
千歲 下「曬也乾不絕。曬也乾不絕
(典出延年舞歌詞,可參考《梁塵秘抄》卷二)
【千歳ノ舞】
千歳 上「所千代までおはしませ。我等も千秋さぶらはう
鳴るは滝の水。日は照るとも
地 上「絶えずとうたりありうどうどうどう
シテ 上「総角やとんどや
地 上「ひろばかりやとんどや
シテ 上「座して居たれども
地 上「まいろおれんげりやとんどや
シテ 上「ちはやふる。神のひこさの昔より。我がこの所。久しかれとぞ祝い
地 上「そよやりちやとんどや
シテ 上「千年の鶴は。萬歳楽と唄うたり。また萬代の池の亀は。甲に三極を備えたり。
天下太平国土安穏。今日の御祈祷なり。
ありはらや。なじよの翁ども
地 上「あれはなじよの翁ども。そやいづくの翁どうども
シテ 上「そよや
千歳 上「縱然已旅行千年,請你到此來。我等亦等待千秋
鳴為瀑布之水。烈日當下亦然
地 上「瀑布之水源源不絕ありうどうどうどう
シテ 上「結總角*之青年呀,とんどや
地 上「我們相隔一尋*,とんどや
シテ 上「雖然坐著
地 上「而我將過去,とんどや
シテ 上「振千早*。自遙遠神代以來,我在此祝福你長壽
地 上「そよやりちやとんどや
シテ 上「千年之鶴吟唱萬歲樂。萬代之池龜甲上備有三極(天、地、人)。
今日在此祈禱,天下太平、國土安穩
ありはらや。此翁何人?
地 上「此翁何人也?他來自何方?
シテ 上「そよや
*総角:年輕人的髮型,俗話說總角之交
*尋:兩手展開的長度,大約1.5公尺
*ちはやふる:花牌情緣的標題
【翁ノ舞】
シテ 下「千秋萬歳の。悦びの舞なれば。一舞まおう。萬歳楽
地 上「萬歳楽
シテ 下「萬歳楽
地 下上「萬歳楽
シテ 下「祝福千秋萬歳。舞喜悅之舞。一舞萬歲樂*。
地 上「萬歲樂
シテ 下「萬歲樂
地 下上「萬歲樂
*万歳楽:一語雙關,既是舞名萬歲樂,亦祝福千秋萬歲。
【翁帰り】
三番叟 「おおさえ、おおさえ。喜びありや、喜びありや。我がこの所より他へはやらじとぞ思う
三番叟 「おおさえ、おおさえ。如此喜悅!如此喜悅!希望這等喜悅不會結束!
【揉ノ段】
三番叟 「あぁらめでどや。ものに心得たる。あどの。あどの大夫殿に見参申す
千歳 「丁度参って候
三番叟 「誰が御立にて候ぞ
千歳 「あどと仰せ候ほどに。随分ものに心得たるあど。罷り立って候
三番叟 「ほほぅ
千歳 「まづ以って今日の御祈祷とう。きりきりじんじょうに以っておりさえ尉殿
三番叟 「ほほっ。この色の黒い尉は今日の三番叟。千秋萬歳。ところ繁盛の舞ひ納めうずる事は何より以って易う候。まづはどの大夫殿には。元の座敷へおもおもと御直り候へ
千歳 「それがし元の座敷へ直らうずることは。尉殿の舞いより以って易う候
まづ尉殿の舞いを見おうし。そのもち座敷へ直ろうずるにて候
三番叟 「いや御直りなずては舞い候へ
千歳 「いやただ御舞い候へ
三番叟 「いや御直り候へ
千歳 「さあらば。鈴を舞いましょう
三番叟 「あぁら様がましやん候
三番叟 「啊如此吉祥。來此見我的相手,理解事情的大夫殿。
千歳 「我已在此
三番叟 「可否請問是誰在此
千歳 「您說的相手在此,我已完整瞭解事情
三番叟 「喔?
千歳 「今日的祈禱,跳舞慶祝長壽吧,黑面的老者
三番叟 「喔。我這黑式尉是本日的三番叟,跳舞祈求長壽繁盛實為容易之事(沒有比跳舞祈禱更簡單的事了)。先請大夫殿回到原本座位上
千歳 「回到座位上比尉殿跳舞容易得多
我先拜見尉殿之舞再回到座位上
三番叟 「不、不,您先請回吧
千歳 「請您先跳舞吧
三番叟 「您還是請回吧
千歳 「如此,我給您鈴鐺吧
三番叟 「好吧,實在誇張了
【鈴ノ段】
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